同じ夢を追いし者

今日は、気休めにメールを送ってたら、ひょんなことからある人物と将来目指す方面の話について打ち明けられる。そして、その目指している方向がある意味自分と非常に近いものだったのでビックリ。
なんか最近、自分にいろいろと深い人生相談を持ってくる人がとても多いのは気のせいでしょうか。なんか青少年電話相談センターみたいな。
そしてなんか最近、自分の周りで夢を語る人が増えた気がします。
もちろんそれは、自分の人間関係が特にここ最近急速に拡大しつつあるというのもひとつの大きな要因ではあるとは思うんですが…。
昨日の某氏にしてもそうだし、この間オーディションを受けた某氏にしてもそうだし、小説家を目指す某氏にしてもそうだし、他にもいろいろ。
今では学歴なんてもはや関係ない、などと言われていますが、それでもやっぱり一流大学をしっかりと卒業したらそれだけの学歴に見合うようなポストが用意されていることが多いという点では昔とさほど変わりません。
うちの学校のような、いわゆる『進学校』という括りに入るような学校に入ったら、昔の時代であれば『末は博士か大臣か』とよく言われたものです。
もちろん、他にも医者を目指してる人もたくさんいるわけで、まぁそれぐらいなら非常にありがちというか、世間一般が想像する範囲にだいたい収まっているのではないか、と思うわけですが。
そんな学校の中にも、たとえば小説家になりたいだとか、声優として活躍したいとか、芸術の才能を花開かせたいとか、そういう『別にこんな学校に入っていたからといって特に有利になるわけでもない』ような特殊な、実現するのは非常に困難をきわめるような『夢』を持っている人、そういう人が案外たくさんいるということを最近実感しています。
やっぱり、それだけ夢を語る人が多くなっているのは、人間関係だけじゃなく、もちろんそれは自分も結構特殊な目標を持っていることによる『類友効果』もあるとは思いますが、やはりそれだけ『自分の将来』について深く考える『精神的自立』を迎える時期にみんながそろそろ来ているのかなぁ、と。
そういうことを考えつつも、自立の種類分けについて書かれたプリントを見ながら明日のやる気のない家庭科の授業に備えている自分なのでありました。
自分も、もっともっと頑張らないと。