5002Fの日

阪急5002F@夙川

今日は修学旅行の代休。
というのも、本当なら他の学年は文化祭の代休になっている日にうちの学年だけ午前授業(テスト&説明)があった関係で、その振り替えの代休というわけで。
しかしまぁ、それでも夜には塾があるので一日家から一歩も出ないわけにもいかないんですが、それでもずいぶんゆっくりできました。束の間の休息。
そして、夕方もずっと家にいるつもりだったんですが、どうもその手の筋の人の噂によると阪急神戸線で5000系最後の非リニューアル車となってしまった5002Fが日中元気に活躍するのは今日が最後になりそうなんだとか。
この時機を逃すと間違いなく後悔すると思ったので、時刻を調べて自転車でそれに合わせて苦楽園口へ。…しかし少し遅かったために間に合わず、仕方ないのでそのまま自転車をすっ飛ばして夙川へ。
そこで降りて慌ててホームの端に行ったんですが、既に同業者2名。こういう噂ってのは結構よく伝わるもんです。
そして、何かを考えている間もなくお目当ての5002Fが登場。
阪急5002F@夙川
おおよそ春分の日から秋分の日あたりにかけて、夕方はこのポジションで下り列車がバリ順で撮れるので丁度良いタイミングでした。天気も良くて申し分ナシ。
アルストムFS-324台車
ところで、5002Fはどうやら明日回送されて更新入場するようなんですがまあ帰ってきたらまた乗れるわけなんですが、その際に間に挟まっている2000系は5100系に取り替えられて廃車されてしまう運命にあるので、とうとう今日明日が最後。
さらにマニアックな話になりますが、この中間車の2000系が履いているのは上の写真のアルストムFS-324台車という台車で、4000系という救援車はともかく営業列車としてのこの台車の車両はとうとう消滅してしまいます。個人的には独特の乗り心地が結構気に入っていただけに結構残念。
阪急5002F(後)@夙川
その後5002Fはゆっくりと発車していきました。


と、これだけで帰るのも勿体ないので他にもちょっとだけ撮影。
阪急5004F@夙川
5004F。おそらく5002Fも10ヶ月後ぐらいにはこんな変わり果てた姿になってここに戻ってくることでしょう。
元々の顔(とはいっても表示幕取り付けの際に原型からは若干変わって這いますが)が完成されすぎていただけに、変にいじってしまうと不細工になってしまうのが残念なところ。


で、一旦家に帰って夕食をとったりして夜に塾に行ったんですが、その時に西宮北口で折り返しの引き込み線に止まっていたのはなんと5002F。このまま待っていれば始発の普通として出てくるわけで、これを逃すわけにはいきません。しかしまた意外なところで5002Fに再会。
阪急5002F車内
阪急神戸線では唯一、貫通路に扉が無い2000系を2両続けて繋いでいる編成で、そこの貫通路は写真のように広々としていて扉がない構造になっているのでなかなか興味深いところです。
阪急5002F@西宮北口
相変わらずまったりとしておりました。
ところで塾が終わった後は友達と一緒に話をしながら帰ってきたんですが、どうも秋に行く神戸女学院の修学旅行が東北だそうで(毎年恒例)、行く先の目的地がうちの学校とほぼ同じ。
パクったのか何なのか、それとも東北で行く場所がそこしかないのかは知りませんがビックリしました。