日本の教育オタワ\(^o^)/

まぁね。最近なんか学校絡みの問題が世間でいろいろ騒がれてますよね。
いじめ自殺だとか不祥事だとか、未履修問題とかなんとか。
まぁ、幸いうちの学校にはいじめなんてものはほとんど存在しないし、変な教師は結構いるけどまぁ平和なもんです。


…と思っていたんですが。
とうとうマスゴミの魔の手がうちの学校にも及んだようで。


世界史・家庭科未履修みたいですね。うちの学校も。
訂正。どうやら、世界史の単位は特例制度を用いることによって中学時代に履修した時の2単位を引っ張って来ることができるようですが、その2単位と交換というかたちで履修が0単位となってしまった地理と日本史がヤバいっぽいです。
まぁぶっちゃけ家庭科なんて高1に一度調理実習するだけで、しかもそれで2単位のうちの1単位として認められるだけでもある意味不思議なことではあるんですが。
で、こういうことについて何かと有名校が出てくるととにかく騒ぎ立てるのが大好きなマスゴミ村上ファンドの時もそうでしたよね、そういえば。


でも、ちょっと考えてみたわけですが、今回のこの問題(いじめ自殺の件についても言えることではあるんですが)によって、奇しくも新しいことを表向きでは取り入れているように見せかけているものの実は未だに古い考え方や『悪い伝統』が根強く残っているということが露になってしまった気がします。
日本人というのは保守的な民族で、そして昔から『建前』と『本音』を使い分ける民族で、まぁこんな小さな島国にこれだけの人口がいるわけですからそうでもしないとやってられないんですが、その他にも『暗黙の了解』だとか、『なぁなぁの関係』を重視する傾向があるんですよね。
いじめ自殺を学校側(教育委員会も)が痛々しいほどまでに隠蔽しようとするのは、結局はその『なぁなぁの関係』によって自分たちに不利益になる問題をグルになって揉み消そうとしていることの表れですし。
今回についてもそう。今までもあちこちの学校で『科目履修の偽装』なんかをしていたにも関わらず、それが現在まで問題にならなかったのは一種の『暗黙の了解』的なものが存在していたからであって、それがマスコミが騒ぎ立てることによって成り立たなくなり、一気に大混乱に陥っている今現在。
昔から続いていたある意味では『軍国主義』的な考え方に基づく押さえ込み型均等詰め込み教育から、現在では個性を伸ばすゆとり教育へと変化しているとか言っていますが、カリキュラムが所詮ちょっと変わっても結局受験と高校の関係というのは大して変わっていないわけで、その『新しいもの』と『古いもの』の関係がとてつもないギャップを生み出しているんですよね。
まぁ『過渡期』とよばれる時期はこんなものなのかもしれませんが、新しくいろいろなものを取り入れる風潮を、根強く残る旧態依然の考え方というのが邪魔しているというのが最近特に目立ちます。
実際、今回の場合は1つや2つの学校の問題ではなく、既にこれだけ多くの高校で問題が発覚しているんですが、ここまで来ると制度そのものに疑問があると思わざるを得ません。一時iPod課金問題を含めた私的録音保証金について議論され、結局はその制度自体が時代にそぐわなくなってきているという結論が導きだされたんですが、教育、その他の分野についてもそういったことはまだまだ言えそうです。