映画。

今日は、id:sachikazerickさんと大阪・梅田の映画館へ。
もう高校生なのに友達と映画を観に行くなんてのは生まれて初めてですよ。まぁ鬱陶しい小３のガキ（弟）もついてきましたが。まぁ、弟は見知らぬ人がいると途端に態度を変えやがるので扱いやすくて良かったんですけどね。

…で、その初めて友達と観に行く映画が高校生にもなってポケモンの映画ってのは正直どうなんでしょうか。まぁ個人的には全然いいと思うんですが。この前の高校生のライブ大会でもピカチュウのＴシャツで出演したような人間ですし。しかも結構ウケてたし。
とりあえず映画のほうはどうだったかというと。年によって当たり外れが激しいポケモンの映画の中では平均点は超えているんではないでしょうか。ただ、去年が良すぎただけあって多少物足りなさは残りますが。
気になったことや感想をいくつか書いておくと、
・新シリーズスタートでサトシはどうなるか分からないがとりあえずハルカは今回が最後となるであろうこともあり、サトシとハルカがダブル主役といった感じ。
・思っていたほどではなかったが、ポケモンレンジャーが活躍。
・CGで構成されている海の中の映像がなかなか綺麗。
・マナフィやタマンタなど、ファンシー系のポケモンが多かった。
・去年はほぼ全てのフィールドがCGになっていたが、今年は去年に比べると多少抑えられている。
・ストーリー展開的にはなかなかいい感じ。ただ、最後がちょっとあっさりしすぎているかも。
・BGMはわりと良かったが、途中の指パッチンの曲が場面に合わなさすぎて笑える。
・ジラーチの時のバトラーのような『どこかで方向性を間違えて悪役になったキャラ』ではなく、悪役がとことん悪役。ポケモンの映画の中では珍しいパターン。しかもやたら悪役がしつこいｗ
・最後の別れのシーンよりも、サトシがハルカを置いて一人で勇気を振り絞って例の超人的パワーを発揮するシーンのほうが感動。
といった感じでしょうか。
去年の映画が号泣モノだったのに対して、今年は最後の別れのシーンがちょっとあっさりしすぎているので泣ける要素は少ないかもしれませんが、クライマックス前のサトシの行動はハリウッド映画を彷彿とさせるような感じでなかなか高得点。
評価としては55点程度といった感じでしょうか。

参考までに今まで見て記憶にしっかり残っている歴代のポケモン映画の評価。
◇ミュウツー：80点
最後のオチは不要であったが、泣かせる展開も秀逸で、大人の視点からも考えさせられるような裏に隠された意味がとても深い。
◇セレビィ：55点
雰囲気が良いのと、最後のセレビィ死→復活にかけての流れが秀逸。最後にコッソリ出てくるユキナリ＝オーキドという流れが良い。ただ、全体としてはちょっと中途半端。
◇ラティアスとラティオス：60点
どこかポケモンらしくない（ジブリっぽい？）雰囲気で、BGMとの相性が抜群。全体的に地味で対象年齢もやや高めだが、最後の演出などは非常に秀逸。
◇ジラーチ：85点
ジラーチが可愛い、星がテーマ…など、個人の趣味的なストライクゾーンに一直線。メタ・グラードンはやたらとグロかったが、他は全体の雰囲気も良く、マサトに対するハルカの心情やバトラーとダイアンとの関係、まだトレーナーにはなれないマサトとジラーチとの対等な絆、などがうまく描かれていて高得点。どこかロマンチックな雰囲気も素敵だし、主題歌も秀逸。
◇デオキシス：30点
キャラ自体がまず微妙、CGの作りや演出・ストーリーがかなり中途半端、泣き所がほとんどない…など、個人的にはポケモンの映画の中では最低評価。ただし、バトルシーンの作りはそこそこ良かったかも。
◇ルカリオ：90点
途中やや間延びした感じはあるものの、サトシとピカチュウの関係から影響するルカリオの心情変化、サトシとポケモン達の深い絆が描かれていて良い。ミュウツー以来の強烈な泣き所があったのは非常に高得点。
◆マナフィ（今回）：55点
泣き所はいまひとつはっきりしないが、マナフィがハルカのバンダナを取りにいくシーンや神殿に取り残された後のサトシとハルカのやり取りなどは秀逸。ただ、もう少し主人公の一人であるハルカを活躍させても良かったのでは、と思う。

で、それからポケモンセンターオーサカへ。
セレビィの配布をまだやっていたので種と一緒にもらう。ラッキー♪
ダイヤモンド・パールのお試し版もあったので遊んでみる。マリオパーティ的な変な3D画面がなかなかシュール。
その後はいろいろと大量のグッズをいろいろ見て回る。中にはツッコミどころ満載のものもあってなかなか面白いですね。
たとえば、砂糖ではなくぶどう果汁で甘さを整えたとか書いてあるいちごジャムの原材料名を見てみると一番最初にぶどう果汁と書いてあったり。それって果たしていちごジャムなんでしょうか。
あとは、ぬいぐるみでもピカチュウやプラスル・マイナンなどのファンシー系はいいとして、カイオーガのぬいぐるみが人相の悪いタマザラシにしか見えなかったり。あとはダイパーのテストプレイの横にあった映画のポスターがなぜか左右反転してたり。
質問・意見掲示板みたいなコーナーもあったんですが、これどう考えても中高生以上の年代が書いたよね〜、と思われる絵もいくつかあってちとビックリ。
そんなこんなでポケモンセンターで１時間半も過ごしてたんですが一体何をやってたんでしょうか。
で、結局たばゴン氏は明日の琵琶湖一周サイクリング（？）に備えてハンカチを購入。自分もピカチュウかプラスルかマイナンのぬいぐるみが欲しかった気もするんですが今日はパス。そういえば、サトシの帽子はあるのになんでハルカのバンダナは置いてないんでしょうか。ちょっと不思議。
てか、いつも思うんですがここってポケモンセンターというよりもフレンドリィショップですよね。。

…どうでもいいけど、新シリーズにはサトシが出てくるのか、それともヒカリが単独主役キャラで頑張るのか、どっちなのかが激しく気になる今日この頃。サトシ＆ピカチュウが出てないポケモンなんてポケモンじゃないやい！と初代からのポケモンマニアがぼやいてみる。