痛ましい事件。

なんか、近頃痛ましい事件が多いですよね。
最近も、なんか高1が事件起こしてたり。
逮捕されるまでは、普通に学校名とか出しちゃってたのに、逮捕されたら急に学校名を伏せたり、会見の校長の顔にモザイクを入れたり。
…それじゃ、意味ないよ。
まぁ、その某T大寺学園って学校は、自分も中学入試の時に予行みたいな感じで受けにいった学校なので、かなりビックリしてます。友達にもそこに行ってる人がいるし。
てか、高1ってことは自分と同じ学年なわけで、つまりは自分と同じ日に同じ学校に入試を受けていた人が事件を起こした、というわけですよ。。
学校としては、うちの学校に同じく『自由な校風』という一番手の学校らしい校風を特徴とする学校で、なかなか良い学校だとは思うんですが。
ま、今回の事件に関して、その学校にそんなに責任があるかと言われてもそれほどでもなさそうだし、いろいろ騒ぎ立ててもうちの学校のこの間の村上ファンド事件の時みたいな状態になるだけなんでしょうがね。


人間、もともとの心は『善』だと思うわけですよ。(性善説?)
だから、何か悪いことをしてしまうというのには、何らかのきっかけが必ずあるはずなわけです。
で、ちょっと気になったのがその少年の行動。
わざわざ京都まで行って(おそらくこれは通学に利用する近鉄京都市営地下鉄に乗り入れてたりすることも関係しているのでしょうが)他人の家に侵入したわけですが、そこでわざわざ靴を玄関まで持っていって揃えて置いたり、空腹で牛乳を引っ張りだして飲んだ後にきちんとコップを洗っていたり、いろいろと不思議な点があるんですよね。やはり、そういう辻褄の合わない行動が目立つのは自分をうまく制御できていない部分があるからなんでしょう。
現場の近所の人の証言によると、障害を持った次男を負ぶって子守りをしていたとかで。
たいてい少年犯罪の裏には家庭環境などの問題があることが多いんですが、この事件の背景には、精神面が不安定になる時期に周囲からのストレスや自分の責任感などに耐えきれなくなった、ということがあるんでしょうね。今回はいわゆるシンデレラ型に類似する部分も多いですが。
もちろん、結果的に起こしてしまった行為というものは殺人という重大犯罪なのですが、それに至った経緯を考えると気の毒でなりません。


余談ですが、侵入された家の人が、インタビューで『疲れてはったみたいで…』とか言って気を遣っていたのが印象的。なんかやっぱり京都人ですね。


人間、やっぱりしっかりとゆとりを持って行きていくことが大事なのかも。