ふるさと銀河線

ふるさと銀河線、今日が最終日だったんですね。
NHKで中継やってましたね。さっきまで見てました。
やっぱり、もともとはJRや国鉄が儲からないからといって切り捨てた路線を引き継いだというのが大半である三セクの鉄道が儲かるはずがないと最初から分かっているのに、それに何もまともな対策を打とうとしない国のほうにも疑問を感じます。
田舎というところでは、やっぱり都会に比べても車の所有率が使用率がめちゃくちゃ高いわけですが、まだ車を運転することのできない人にとっては、鉄道やバスが重要な『足』になるわけで、
学校へ行くためにもそういうものを利用しなければいけないような人はたくさんいます。
そういう状況で、重要な『足』である鉄道が廃止されてしまうと、本当に不便なものです。
もちろんそういったところはバスに転換されるわけですが、バスというものになると一日の運行本数も減るうえに、なんといっても運賃(特に定期代)がべらぼうに高くなり、いろいろな面で不便です。
人口が減る→地域の活気がなくなる→乗客が減る→赤字増大→鉄道路線の廃止→地元がますます不便になる→それに困った人々は都会に移住するのでさらに人口が減る→ますます地元が廃れる
という繰り返しですよね、今の状態では。
地方の借金のために無駄に税金を使いたくないという理屈も分かるには分かりますが、どこかの無駄な道路工事や無駄な新幹線建造に余計なカネをかけるくらいなら、こういう地方で不便を強いられている人々のこともちょっとは考えてもらいたいものです。