七夕

相変わらず、日記は何日も続けて書いたりしばらく書かなかったりと気まぐれペースで書いている。
最近はあまり書いていなかった。試験前でいろいろ忙しかったし。
現に今も試験期間中。明日も明後日も試験、来週の水曜日まで。はぁ…。
で、明日は世界史・代数・物理のテスト。
代数は論外として、世界史は自分の苦手な教科No.2。(一位は言うまでもなく…。)
紀元前何年だとか、数百年に起こったことを覚えていったい何になるのか。
受験で選択しない人にとってはただのトリビアなのかもしれないが。

ところで、今日は七夕。
伝説では、一年に一度、織り姫と彦星が天の川を渡って再会できるという、ロマンチックな日。
今までシチローシリーズのサイドで、二年連続で記念正男を作ってきたのだが、今年は作っていません。。期待していた人、ゴメンナサイ。
(本当は、『七夕正男☆最終章』でも作ろうかと思ったんですが、時間的にも問題があったし、まぁ最近ではシチローシリーズで宇宙を題材にしたステージを作っているので。)
ところで、七夕といえば天の川ですが、英語では天の川のことを『Milky Way』(ミルキーウェイ)というそうです。
これまたいい響きですねぇ。

自分の住んでいる地域は、今日はなかなか凄まじい天気でした。
朝は薄く晴れていたのに、なんと昼過ぎから大雨洪水警報。今日こそ晴れると思っていたのに…(泣)
局地的にはものすごい量の雨が降ったそうですが、幸いうちの近くではたいして降りませんでした。よかったよかった。
そして、雲が通り過ぎた後はうっすらとした晴れ。
星は…雲の切れ間に1等星がちょこっと見えただけ。天の川…というほどのものは見えていません。まぁ仕方ないかなぁ、住宅街とはいえ明るいところなので。
でも、雲の上にはそう必ず、幾千億もの星が輝いているわけですから。
ところで、そう考えながら世界史の続きをしていてふと思ったこと。
よく星までの距離を○光年っていいますよね。
たとえば冬の代表的な星座、オリオン座の一等星、ベテルギウスは地球から500光年のところにあります。
そうすれば、よく考えると、今年の冬ごろに見えていたベテルギウスの光は、500年も前の光だったんです。
他には、おとめ座銀河団という比較的見やすい銀河がありますが、その銀河からはなんと7000万年もの前の光が、現在の地球に色褪せることなく降り注いでいるんです。
ここまで来ると紀元前何年なんてレベルじゃありませんね。
まだ地球上を恐竜がのっしのっしと歩いていたような時代、そんな時代に発せられた光が時を超えて届いているんです。
これはファンタジーですねぇ…。ファンタジー好き、そして星好きの自分にとってはたまらなく胸のときめく話題であります。

せっかくの七夕の夜、わずか80年ほどしか生きられないちっぽけな人間が、わずか千数百年前に起こった出来事を気にするなんてことはせずに、
いつもとは違った気持ちで、果てしなく広がる星の世界に想いをはせながら、今日は眠ることにします。