異文化コミュニケーション

母親が知り合いのコンサートに行っていて、とりあえず残りの3人で昼食をどこかに食べに行こう→株主優待券が残っていた吉野家に決定。というわけで国道171号線沿いの吉野家に行ったら…なんと改装中。というわけで瓦木中や西宮車庫の横を通ってJR西宮のフレンテ吉野家に行って昼食。その後ザ・ダイソーでクリアファイルやスケジュール帳を買って、さらに文具店へ。
地元の文具店で売っていない、シグノの0.7mmの蛍光ピンクと蛍光オレンジのボールペンを探してきたんですが、なんかシグノの0.7mm自体がやたら数を減らしていて残念ながら見つからず。あんなに極細ばかり揃えられても、ねぇ。
その代わり、なんかメタル色のボールペンが出てて気になったのでカラーボールペンを2本増備。メタルグリーンとブロンズ。ゴールドやシルバーのボールペンは数あれど、ブロンズのボールペンを見たのは初めて。
帰りは駐車券係の人が1000円以上のお買い物で駐車券がもらえるというのを、現金以外のギフト券や商品券などでは無理だと勘違いしていたおかげでいろいろとややこしいことになってましたがとりあえず解決して帰宅。


その後は同じマンションに住んでいるレイラ氏(仮称)の家にオーストラリアからの留学生のReenちゃん(仮称)が来ている、ということなので遊びに行ってみる。
で、とりあえず初めは中学校の英語の教科書の如く怒濤の勢いで英語の挨拶が交わされるのかと想像していたら、いきなり向こうから日本語で挨拶されてビックリ。うわ〜なんか調子狂うw
英語の教科書に出てきたNick君なんてのは3年間も日本にいたにも関わらず日本語なんて一度も口にしようともしなかったのにエライ違いです。
で、いきなりレイラ母氏(仮称)にピアノで何か弾いてくれと頼まれたので、『愛の夢第3番』と『月の光』を弾いてみる。かなり久しぶりに弾いたような気がしますが、とりあえず頼まれればいつでも弾ける持ちネタを何曲か常備しておくといざという時に大変役に立ちますね。
そしてその後はいろいろ話してたわけですが…まぁなんというか、日本の受験英語なんてのはさっぱり役に立たないもんですね。おまけに日本の英語教育では『読む』『書く』、そして最近になってやっと『聞く』ことにも重点が置かれ始めてきてはいるんですが、相変わらず『話す』ということが非常に軽視されているというか、まったく鍛えられていないので話を聞いていても話の意味は大半は理解できるのに自分は果たして何を喋ったらいいものか、という状態になります。
まぁ、しかしそれでも『度胸があれば会話はできる』というだけあってそれなりのコミュニケーションはできましたが。ところどころ分からないことは、海外に住んでも全く支障のない言語レベルでかつ発音バッチリなレイラ氏(仮称)に通訳してもらいつつ。
それにしても彼女、勉強し始めて3年とは思えないほど日本語が上手い。どうやら英語はもともとの母国語ではないらしいんですが全く完璧で、あとはインドネシア語、中国語、広東語なども話せるとか。なんか尊敬しますよ、ホント。というわけでこっちはたどたどしい英語で話し、向こうは習いたての日本語で話すというチャンポンな状態になってました。でもある意味これがお互い教え合える理想的な形なのかも。
で、日本のアーティストでは嵐やSMAP、NEWS、CHEMISTRYMr.Childrenコブクロなどが好きらしく、その場のノリで『世界にひとつだけの花』やコブクロの『桜』を歌ってみたり。
そんな感じでとても貴重な楽しい非日常的な時間でした。レイラ氏(仮称)も英語が相当上手いということもあって、まるで日本ではないところにいるような感覚。これがある意味本当の『お茶の間留学』ってやつですか?
そしてまぁ…予想はしていましたが、やっぱり自分の英語力はまだまだ修行が全然足りませんね。せっかくの機会なので、これを機に少しは英語をまともに学んでみようかなぁ。受験英語とかだけじゃなくて、コミュニケーションで実践的に役に立つ英語も含めて。
さらに、今日最も強く感じたこと。
それは、仮に言葉が全く通じなかったとしても、そこに音楽という要素があれば心で通じ合うことができるということ。
たまに海外を気ままに旅行した人とかの旅行記を読んでいると、全く知らない言語の国で、そこで初めて知り合った人と、持参したギター片手に一緒になって歌ったというような文章があったりするんですが、まさにその通り、音楽は言葉や文化や環境の壁を越えて繋がり合うことのできる世界共通語なんだな、と実感しました。これが音楽の力。
この一連の体験を通して、英語を含めた外国文化を学ぶことの重要性とともに、意外なことから音楽の素晴らしさを再発見したような気がします。