ベーゼンドルファー

今日は朝9時に家を出て、バスでJRの芦屋へ。
集合の時間が微妙だったので、しばらく6連の混雑快速なんかを華麗にスルーしつつ、12連新快速でもボーっと待ってました。
…ですが、ここでハプニング発生。甲南山手のほうから見えてきたC電のライトの位置、これがやけに高い。でも201系が走ったのは一昨日だけで、昨日は運用ナシだったはず。でもあれは…!?
201系キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
残念ながらその時に来る新快速がギリギリの時間だったので乗れませんでしたが、ちょうど芦屋で下りの普通と並んでくれました。
実は、321系との並びをしっかり撮ったことはまだあまりなかったので丁度良い機会。
201系&321系@芦屋
で、やってきた新快速に飛び乗り、130km/hでの爆走のおかげで新大阪まではあっという間。
特に待ち合わせなどはしていなかったので、とりあえず改札に出て行くべき方向を探すつもりだったんですが…ラッキーなことにここでクラ研メンバーに遭遇。しかも偶然高1全員集合。こういうことってあるんですね。
そして、5人で歩いて目的地に向かう。10分ほど歩いたところで到着。チェロ担当の中3の人の親御さんが借りてくださったベーゼンドルファーのスタジオ。
ショールームがまたなかなかすごいんですが、入ってみるとスタジオもすごい。
結構大きなスタジオにグランドピアノが2台。もちろん2台ともあの有名ピアノブランド、ベーゼンドルファー
スタジオ@新大阪ベーゼンドルファー
しかも、この中の手前のほうのピアノにはベーゼンドルファーのピアノのひとつの特徴である、エクステンドベースという普通のピアノにはない低音の弦が。
エクステンドベース
このピアノは、かのベーゼンドルファーセミコン、Model 225。インペリアルと呼ばれる、ギネス公認の97鍵盤という世界最多音数を誇るフルコン『Model 290』にこそ及ばないものの、これは相当なモノです。
これがあると、弾くことはなくてもダンパーペダルを踏んだ時の音の響きの豊かさが全然違います。噂には聞いていたけどまさかこの部屋にあるとは…。。これでも軽く1100万は超えるシロモノです。(ちなみにインペリアルはなんど1800万近く。)


で、そこから練習。グランドピアノ2台で演奏するのは初めてなので、雰囲気をつかめて良かったです。
ベーゼンのピアノって、また独特の響きですよね。
9月に弾いたスタインウェイと比べると、明らかに音が『重い』。スタインウェイのピアノは音がきらびやかというか、輝くイメージの音で、ベーゼンのピアノはそういう華やかさはないものの、とにかく響きが重厚。これでブラームスとかラフマニノフとか弾くとカッコ良さそう。ただ、鍵盤の戻りが若干遅めなので、『獅子王の行進』の冒頭部分のような同じ音を短い間隔で叩く曲はちょっと弾きにくいかもしれません。
で、曲の完成度としては案外悪くないような気もしますが、それでもまだまだグダグダ状態が続いてます。
ところでひとつ思ったんですが、『動物の謝肉祭』のCDのテンポは神業的に早いんです。で、自分たちも早めにしようと頑張っているんですが、どうも皆さんテンポばかりに気をとられて肝心の『楽しみながら演奏する』ことを忘れてるような気がしてなりません。確かにテンポも大事だけど、それだけなら打ち込みと同じ。そればかりに気をつかって大事なところをおろそかにするのは何か違うぞと。音楽は楽しんでナンボですよホントに。


一通り練習も終わり、スタジオから出る。
時間の組み方に相当余裕があるので、ちょっと早めに初めてちょっと遅めに終わっても何も言われません。なんというかテキトーですね。。でもまぁ、キリのいいところまで練習できるのはありがたいことです。
ちなみに、そのベーゼンドルファーショールームはこんなところ。
新大阪ベーゼンドルファ
そして5人で新大阪駅に行き、うどん屋で天丼とうどんのセットを食べる。最近脂っこいものばっかり食べてるような…(汗)


それからは、メンバーはそれぞれ帰るといっていたんですが、自分は冬期講習まで少し時間があったので、天気もいいことだし少し撮影することに。
というわけで岸辺まで足を伸ばしいろいろ撮ってみる。有名な場所なので知ってはいたんですが実際ここに来て撮るのは初めてです。
特急雷鳥@岸辺
廃止がかなり前から噂されているのに改正のたびにしぶとく残り続けている雷鳥。ここの区間は特急が多くて撮りがいがあります。


321系@岸辺
続いて321系。普段はあまり縁のない、宝塚線直通の黄色ライン。ここって電柱はあるものの、内側線の駅撮りスポットとしてはかなり良いと思います。


207系@岸辺
続いて207系。この車両としては若干数の少ない京都〜西明石運用。


で、自分がここにいる理由はもうひとつあるわけで、ここで本命が登場。
201系@岸辺
ここで『逆光は勝利!』となるはずだったんですが、見事にこの時だけ雲がかかっていたので逆光というほどの逆光にはならず。良かったんだか悪かったんだか。。


この後は207系に乗り大阪までうつらうつらしつつも座り、大阪で阪急に乗り換え。
本当はまだいくらか時間があったので梅田でしばらく乗る電車を吟味するつもりでしたが、ホームに上がると先発の特急が神戸側2両クロスシートの8003Fだったので迷わず乗車。
窓側を確保し、またうつらうつらしつつ西宮北口で下車、歩いて塾へ。
時間が余っていたので食事室で暇をつぶしていると、いきなり誰かが写真を…撮ったのかと思いきや、いきなりのライトニング、その後サンダー。早い話が雷。で、続いて雨が一気に降ってきました。傘は持っていなかったので、8003Fのおかげで濡れずに済みました。なんか今日いろいろと運が良いのかも。
冬期講習は今日は半分死にかけでしたが、完全に寝ることはなくなんとか乗り切る。
一見怖そうな先生なのに、なんか面白いキャラでいいです。いきなりスピリチュアルでニュートンガリレオの生まれ変わり説ですか。なんともアレですね。
そして、帰る時には雨はすっかり止んでおりました。自分が傘を持たずに出かけたらたいてい雨の予報でも降らずに終わる、降っても建物の中にいる間しか降らないような気がします。あぁ素晴らしき傘less外出。