夏休みの締めくくり

夏休みの締めくくりに、今日はブラバンメンバーでの打ち上げ。
予定では、まずは部室の片付けをしてから昼食をとり、海岸で遊んだ後にバーベキューをして花火、といった感じ。


というわけで、まずは部室の片付けから始めます。
とにかく散らかった部室をまずキレイにするために機材を全て運び出す。
そうすると、なんということでしょう。
…また、カニが出ましたよ。サワガニほどの。ってかなんで〜!?合歓の郷はまだ海に近いんですが、うちの学校から海まで軽く1kmはあるのに、なぜこんなところからカニが出てくるんでしょうか。不思議。というかもはや呪われてるとしか思えません。
で、掃除をしてからまた入れ直すんですが、ドラムの下に敷いてあったカーペットがこれが曲者。外に出して箒で叩けば叩くほどホコリが出てくる姿は、杉だらけの山から大量の花粉が飛び散っていく光景を彷彿とさせられます。しかも叩いても叩いても出てくる。最後には引っ越しおばさん並みに発狂しそうでしたが、これってカーペットが風化してたりして。


で、その後はJRで朝霧まで行きバスに乗り、音楽の教師かつ顧問であるK先生(仮称、以下おっちゃん)の家に11人ほどで押しかける。
おっちゃん曰く、生徒を家に呼ぶのは20年ぶりぐらいらしいんですが、奥さん共々手厚く迎え入れてくれました。で、お昼はそこでおよばれ。
奥さんがわざわざはりきってたくさん料理を作ってくれて、たくさんの巻き寿司・いなり寿司にスパゲッティ2種類、家で焼いたピッツァ3種類、焼き鳥、そしてデザートに梨とアイスケーキがたくさん。とにかく予想外にたくさん出てきてビックリ。しかも話が盛り上がっている時にわざわざポテトチップスも3袋開けてくれて、まだまだ出てきそうな気配たっぷりでしたがさすがにギブアップ。
いやはや恐れ入りました。。


ところで話のほうはいったいどういう話をしていたかというと。
まぁ、この間の大会のこととかも言ってましたね。どうも、司会が主観的なことばかり言い過ぎだとか、言ってはいけないことまで(他の学校よりも上手かった、など)言ってるとか、どうも最初からどこの学校をグランプリ大会に上げるかがだいたい決まっていそうな感じであること。
で、さらに高2が出場した日は審査委員長がとんでもないことを言ってたらしいんですが、内容は割愛。正直キモい。ひく。
まぁ、結局分かりやすくまとめると、審査委員長がかなりのロリコンである、ということが審査結果にも大きく及んでいそうだということですね。あー嫌だ嫌だ。変な大人は。


他にもいろいろ話をしていて、たとえば学校の中でのブラバンの扱われ方だとか、教師同士の人間関係のことや過去の裏話、興味深いことがいろいろと。う〜ん、やっぱりこういうのは裏ではドロドロした世界が繰り広げられているもよう。あー嫌だ嫌だ。大人の世界は。


で、もうひとつ個人的に(というよりメンバー全員でないかと思われるが)非常に気になった話題も。
前におっちゃん(現時点でうちの学校で最も芸能界に近い存在)が某V6の番組(学校へなんとか)に某『なんとか6』と出演した時の話。その時のディレクターの人と時々話をしているとか、渡辺満里奈さんや夏帆さんがとても可愛かった、とか。よくテレビでは実物よりも悪く写ると言われるんですが、実際本人に会ってみるとテレビで見るよりも綺麗に見えるらしいですよ。ふむふむ。…というか、今日初めて『夏帆ちゃん』という人を知ったわけですが。
で、そのなんとか6の時の企画が大当たりして、灘校ブランドはTBSのそのへんの中では結構神格化されてるんだとか。そりゃまぁ、それだけでほぼ半年間番組のネタに困らなかったわけですし、話題性のことやらも考えると当然なのかもしれませんが。
そしてここからが大きな話。実はおっちゃんは今、相当面白い野望を企んでいるようで、水面下での話がそのまま沈む可能性はかなりの確率であるわけですが、もし大きく浮上してくるととんでもなく楽しいことになりそうです。どういうことなのかというのはとても言えないんですが、まぁそのうち分かることになるかもしれないし、永遠に分かる日は来ないかもしれません。どうなんでしょうね。
…でもまぁ、これほどwktkするような話は久しぶりで、聞いてるだけでも楽しかったです。おかげでテンション上がりっぱなしのHEAVEN状態。


…話を元に戻す。
その後はバスに10分揺られて朝霧駅に戻り、昔花火大会の時の将棋倒しの事故で一気に有名になってしまった歩道橋を渡り、海岸に行く。
本当ならここでバーベキューをするつもりだったんですが、なにしろあれだけたくさんのフルコースランチが出てきたのでお腹なんか減るはずがありません。
しかしまだ花火をするには明るいので、しばらくサッカーをすることに。
個人的にサッカーはあんまり好きじゃないんですが、こうやってたまにやってみるのも良いもんです。海の風は涼しくて、どこか秋の気配すら感じさせられます。
しばらくして暗くなってきて、近くに見える明石海峡大橋のイルミネーションも美しく光り始めます。
ということで、これから花火大会に。
皆さん、打ち上げ花火をとんでもない方向に向けてみたり、つり下げ型花火を手で持ってみたり、手持ち花火でライトセーバーの真似をしたりブーンをしてみたり、あげくの果てには吹き上げ花火のところにサーカスのように飛び込んでみたり、説明書に書いてある『してはいけないこと』ばかりしてます。これが若きの至りというやつでしょうか。何も無くてよかったですが、良い子はマネしないように。でもなんか、青春してるって感じですね。
1500円ほどで仕入れてきたとはいっても、もともとは2万円分近くあるような花火セットなので、量もハンパじゃない。1時間半以上遊ぶ。中途半端な花火にならずに満足出来るまで遊べたから良かったんじゃないでしょうか。…こんな値段で仕入れられるのは、花火の値段がいかにテキトーであるかの表れですね。


その後は、ちょっとお腹が空かない気もしたものの近くの「さと」へ。しかしメニューを見た瞬間空腹が襲ってきたので、天丼セットを食べる。2人抜けたのでお座敷で9人で盛り上がる。なんとなくクラ研の打ち上げを思い出しますね。
そして夜10時近くになって帰り始める。朝早くから集まってたのに、ずいぶん長いことやってた気がします。JRで三ノ宮まで行き、阪急に乗り換える。
なんか、一人電車で別れていくたびに夏が少しずつ終わっていく感じがして何か寂しいですね。
そして夙川で乗り換えて苦楽園口まで行く。いつもならここで一人になるんですが、なんと高2のドラマーのA氏が自分の家からすぐ徒歩2〜3分に住んでいたことが発覚。今まで一度も会わなかったのが不思議でなりません。
最後は2人で話しながら帰る。そしてその人の家の前で別れ、いよいよ一人。とても楽しく、最高の締めくくりのかたちでしたが、とうとう、夏も終わりです。