We Are Sneaker Ages 2006

というわけで、行って参りましたよ。


朝は6:40に起床。朝食をとる。
珍しく髪にワックスを付けて(気合いが入っている時限定)、バスに乗って芦屋へ。
ローソンで昼食を調達し、ICOCAの残金が減っていたのでチャージ。そんなことをしている間に電車が来てしまったので急いで乗り込む。
ここが失敗でした。あったはずのICOCAが消えている。おそらく芦屋駅に落としてきたんでしょうが、これは困ったorz
取りに帰る時間もないので、仕方なくそのまま大阪城公園へ。
ここでメンバーと合流してきたわけですが、初っ端からかなり困ったことが。
・たくさん遅れてくる
・プラカードを忘れてくる
・DVDの申し込み用紙を忘れてくる
…と、いうことで、一人がプラカードを家に取りに帰ったわけですが、なんかこれだけでマイナスポイントがたくさんつきそうな予感。自分もICOCA取りに帰っておけばよかったなぁ。
で、会場入り。その後は今日の流れについてのオリエンテーション
自分たちは初日(つまりは今日)の一発目というとんでもない位置をひいちゃったので、設定をそのままにしておけるということでリハは最後に。
しばらく他のところのリハ演奏を聴いて、10:30に昼食。全然お腹減ってないんですけどね。。
そしてリハーサル。最後ということで、出演するチームが続々と戻ってきてますが気にせず演奏。ギター兼サブヴォーカルのS君がまだ喉の調子が悪いとかで、声が全然聞こえてこない状態。困ったなぁ。
ところで、リハを始める時に挨拶のためにマイクで喋った瞬間に会場がどよめくっていったいどういうことなんでしょうか。まだTシャツは着替えてませんよ??
リハが終わった後は、チューニングルームに楽器などを置いて、2回目のオリエンテーション、続いてカウントダウン、そして開場。
応援団が我先にと入ってきて席を次々と占領していくようすはなかなかシュールですね。大垣ダッシュを彷彿とさせられます。(させられるのか!?)
そして、とうとう開演。その前にTシャツを用意してきた自作ペイントTシャツに着替える。自作とはいっても自分で描いたわけじゃないんですが、黄色いTシャツでなぜかピカチュウの顔。まぁ可愛いからいいんですけどね。
チューニングルームに行って軽く最後のチューニングをしてから舞台袖に行く。2番目に演奏する高校の人たちもいましたが、自分のTシャツを見て『あ、ピカチュウだ〜!』。ま、一般人が見ても一見してピカチュウに見えるようなので大丈夫っぽいです。
全チームの代表がプラカードを持って並ぶ。そしてうちの学校は一番手ということで、ドラム担当のW君が選手宣誓。なんか雰囲気出てきましたよ〜?
そしてそれが終わり、舞台に並んでいた人が続々と舞台袖に引き上げてきていよいよ出番です。なんかとてつもなくワクワクしてきましたよ!?
ステージに行く。
会場は超満員、実に850人を数える観客がぎっしり。スポットライトを浴びた瞬間に凄まじい歓声がこちらに向かって一直線に飛んできます。


一曲目、『僕のキモチ』。
ギター兼サブヴォーカルのS君がコードを鳴らして、3人で音合わせ。そして最初のハモリ。どうなることやらと心配していましたがなんとか切り抜ける。
そしてバックの音が盛り上がってきます。最初ということもあって、満員の観客も盛り上がってきてます。しかもその800人を軽く超える観客の視線がこの6人に注がれている!この素晴らしい気分は一体何なんだ!?
曲もだんだん盛り上がってきて、最後はラララ〜♪の部分で手拍子を求める部分。ステージを駆け巡りながら、ここも盛り上がっていた観客と一緒に合唱。これがいわゆるライヴ感、観客と一体になる感じですよね。最高の瞬間です。


ヤ バ い w w こ れ は ハ マ り そ う w w w


1曲目は無事に終了して、2曲目は『名もなき詩』。
『僕のキモチ』は、特にAメロ部分が低音部分でずっと鳴っていて歌いにくい曲なんですが、この曲はサビの部分でかなり高音になる曲。高音部を得意としている自分にはうってつけの曲です。
サビ前までの部分も難なく歌いこなす。途中『Oh darlin』の部分で隣のS君に向かってアクションを起こしたりしたわけですが、結構ウケてたようす。
そしてサビ、続いて2番、そしてさらに盛り上がって最後のサビ。多分、以前紹介したあの『ライブアライブ』を軽く凌ぐほどの熱唱を繰り広げてました。
歌い終わった時にはすごい汗。なんというか、放心状態。
予想していたことではありますが、今までのどの練習よりも良い演奏が出来たと思います。120%出し切れました。最高のライブでした。うちの音楽教師の某K師や来ていた先輩も絶賛してくれましたし。
ライブパフォーマンスも明らかに3月にラの時も分からずライブをした時よりも格段に上がっているなと自覚。なんか青春だ〜!


他のところの演奏も聴いてました。決勝に進む二校は、審査対象に応援団の応援とかもポイントが入ってるので、応援団自体がそもそも存在しないうちの学校が上に上がれるはずはないし、そもそもそんなことは期待すらしていなかったんですが、まぁそれでいいんです。
音楽なんてものは、レベルが上がるほど差は無くなるし、それに甲乙付けること自体が主観以外では不可能なわけですし。だって、ゴッホピカソの絵のどちらが客観的に良いかなんて言われても困りますよね?
このライブによって、会場とも一体になれたし、出せる力すべてを出したし、楽しく音楽ができたし。
終わった後に廊下などを歩いていた時も、『あの名もなき詩めっちゃヤバかったよね。』とか『俺はあの灘高校の演奏のほうが良かったと思うねんけどな〜』とかいう声がちらほら聞こえてきました。どうやら、ちゃんと聴衆にはしっかりと伝わったようです。それが一番大事なんです。


…音楽って、やっぱり、最高ですね!なんかこういうの目指しちゃってもいいような気分にさせられます。(ぉ