阪急9000系試乗会

阪急9000系、この間再び西宮車庫に戻ってきて、ついに本格的な試運転＆業界人向けの試乗会が始まったようで。
で、営業運転は7/31に開始、しかも当日はデビュー記念HMを付けての運転ということで非常に気になります。
…ですが、残念ながらその日は旅行の真っ最中。非常に残念。
初日に乗れないなら、せめてそれまでに一度撮っておこう、ということで試運転（というか試乗会）を撮りにいってきました。
今日は素晴らしい天気。めちゃくちゃ暑いんですが、日陰に入るとなかなか涼しく気持ちのいい日です。空でも入道雲が湧いていて、これぞ夏という感じ。
まずは自転車に空気を入れ、夙川駅まで爆走。やっぱり空気を入れた直後の自転車って漕ぎやすいもんですね。車なんて軽く抜かして40〜45km/hで走ること４分、あっという間に到着。
気がついたら延長工事中のホームがずいぶん出来上がってきています。

試乗会の正確な時刻は分からなかったので、練習がてらそこでいろいろ撮ってみることに。

まず来たのは、高出力＆爆音で有名な3000系（3056F）。これもやっぱり115km/h運転させるんでしょうかね。まぁ十分可能なんですが。

続いてやってきたのは5002Fの特急。この編成、神戸線の5000系の非更新車としては最後の１編成となってしまいました。ある意味貴重な編成。

その後に来た普通も5000系、ですがこちらはリニューアル車。内装はなんとも素晴らしいんですがデザインはやっぱり元々の5000系のほうが整っていて好きですね。
そしてそろそろ来るかな、と思ってカメラの望遠を使って電光表示を見てみたんですがまたしても『通過』。はて、いつになったら来るんでしょうか。

8000系。8020F。個人的にはこの阪急8000系はかなり好きな車両だったりします。上品なVVVF音といい、乗り心地といい、阪急クオリティ全開。
で、その後の普通が行った後にまた電光表示を見てみると、『回　送』の文字が。ｋｔｋｒ！！

そして奴はやってきました。

貸切幕（というか表示）の9000系！意図的にシャッタースピードを下げたので若干ブレ気味ですが、その代わりLEDは切れずに写ってます。
この『幕』のフォントの感じまでLEDで忠実に再現しているあたりがなんとも阪急クオリティですね。
しかしまぁ、いつものように電車が猛スピードで通過するわけですが、明らかに音が違う！なんかめちゃくちゃ静かです。
前面のデザインは正直言うといまひとつなんですが、やはり阪急の車両、って感じです。

てなわけで、折り返しも撮影しようと思ったのでそのまま西宮北口へ。
しばらく上りの電車が発車するのを待って、その後に電車のリストの表示を見てみると、『当駅止まり』の文字が。
…あれ？確か阪急はこういうのって『回送』表示にするはずだった気がしますが。しかしまぁ、こんな時間に西宮北口行きの電車はないし、表示なんてその時々で違うのかもしれないので、待ってみる。
そして入線。

！！？
どう見ても7000系です。本当にありｇ（ｒｙ
どうも真相は、何かのトラブルがあったのか、7004Fの普通が西宮北口で臨時車両交換をしたということだったようで。こんなことって結構珍しいんですけどねぇ。

で、気を取り直してもう一度表示を見る。『回送』、ちゃんと出てます。
今度こそやってきましたよ♪

下りの3000系普通と絡めて。
LEDの視認性が少し心配でしたが、急に曇ってきたのもあってか、遠くからでもかなりよく見えることが分かります。（12倍ズームで撮影）

9000のトップナンバーであるC#9000も撮影完了！これを撮るために、旅行前なのにこんなトコまで来たんです。
ちなみに、VVVFは静かなIGBTながら、結構低音部も響いていていい感じでした。

おまけ。

9000系の貸切表示（側面）。
毎回毎回巻き返す幕と違って、LEDだとこういう珍しい種別の表示はなかなかお目にかかれないんですよね〜。

そういえば全然関係ない話ですが、夕方前に苦楽園口の駅前で反射板やらを持った白ワゴンの撮影隊（？）みたいな謎の集団が写真を撮ってたっぽいですが（母親曰く）、いったいあんなところで何を撮ろうと言うんでしょうかね。激しく謎。