実感なき年の瀬

天ざるうどん

今日も当然昨日と同様に東大化学。違うことといえば今日からいよいよ年末本番というわけで、とうとう電車のダイヤも休日ダイヤになったことぐらい。
とはいってもどれくらいの人がそのことに気づいているかといえばまだ結構怪しいもんで、昼間駿台に行く時に御堂筋線の6号車*1に乗ったら乗客約30人のうち男一人というなんとも凄い光景でした。まぁ自分にとってみれば別にどうってこともないし特に違和感も感じないんだけれども。


で、今日の昼食(←もはやこれがメインになりつつある今日この頃)は、昔高2の時に高校生クイズの帰りにセアリス氏(仮称)に連れて行ってもらった大阪駅前第4ビルの『うどんづくし めん次郎』へ。あの時は話しながらだったということもあってそれほど強い印象は残ってなかったんですが、この2年ほどでこの大阪駅前第nビルという実にディープな食のパラダイスをある程度網羅したので、せっかく舌も肥えたことだしもう一度ここがいかほどの店であるかを確かめてみよう、というのが今日のメインコンセプト。いや昼食にコンセプトなんか必要かどうかは別として。


というわけで今回オーダーしたのは天ざるうどん…のつもりだったんですが、おにぎり付きの定食もありますよ〜と薦められたので結局そっちに予定変更。
そんなわけで、まずうどんよりも先に出てきたのがセットのおにぎり。


天ざるうどん定食(その1)
なるほどいかにもうどん屋さんのおにぎりといった風合いで、上にはちゃんと定番ののりたまもふりかけてくれているわけですが、それでもやはり物足りない…という時にはお新香が好きなだけ取って食べられるようにカウンターに置かれているので有効活用。これはよい。


そして満を持してうどんが登場。
天ざるうどん定食(その1)
しっかりと盛られたうどんにきざみ海苔、おろしショウガやネギにうずらの卵までちゃんとついていて実に本格的な天ざるうどん。天ざるということで薬味には大根おろしまでついてます。
写真では隅のほうになっちゃってますが天ぷらも海老、海苔、カボチャ、玉ねぎの4種盛りとなかなかの彩りです。


というわけでさっそく食べてみる。
おにぎりのほうはというとまぁ可もなく不可もなくといった感じ。ただのりたまでもお新香でも味わえるというのがなかなか嬉しいもので、このおにぎりが2つセットになって+120円というのはアリですね。
そしてうどん。以前食べた時は暖かいうどんだったということもあって食感はあまり印象に残らなかったんですが、こうして改めて冷やしで食べてみるとつるっとしたのどごしやしっかりとしたコシがあってかなりクオリティ高いです。
さらには天ぷら。さっきも書いたように4種盛りになってるわけですが、どれも揚げたてで食感もサクっとしていて良い。こういうところはつい天ぷらが揚げ置きになってしまうことが多いんですが、そんなこともなくあつあつの状態で食べられるというのは素晴らしい。
しかも驚くべきはその価格。なんとたったの530円…!!
冷やしはやっぱり値段が全体的に高めということもあって、街中でちょっとしたうどん屋に行けばざるうどんだけでも500〜600円、それが天ざるともなれば800〜1000円ぐらいすることもざらにあるわけですが、それがこれだけのクオリティであるにも関わらずたったの530円というのは驚異的という他にありません。おにぎりを付けて定食にして満腹になるまで食べてもわずか650円。いやはや恐れ入りました。。
素朴でありながら店の雰囲気もかなり良く、店員さんも至る所で細やかなサービスが行き届いていて非常に気分の良いお店でした。またそのうち来ようっと。


さていよいよ明日は大晦日。どうやら突然いとこが親子3人(父親抜き)で来ることになったので今年一年を振り返ったりする暇があるかどうかは甚だ怪しいですが、その前によく考えたら東大化学の授業もあと1回。
お昼は…いつも行ってる界隈は軒並み休みだし、年越しそばってことで番場亭にでも行きたいと思ったけどどうせ大行列で間に合わないだろうしなぁ…。さてどうしよう。。

*1:平日ダイヤ運転日には女性専用車両